第三の男(The Third Man) 1949年
キャロル・リード監督作品
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E3%81%AE%E7%94%B7
なんて面白い映画を作るんだバカ野郎w
言葉が通じない、土地勘もない、知り合いもいない、そんな環境を見事に利用したプロットはヒネリが効きすぎてしびれる。
ただし、第2次世界大戦後のウィーンは戦勝国4か国によって共同統治されている経緯を知らないと、混乱してしまう。
フィルム・ノワールであり、ミステリーの代名詞である本作には名シーンも多い。
パトレイバーで見せたクロコダイル・ダンジョンや、雪のロンドは、第三の男への愛情を感じる。
今日は恵比寿ビールを飲んでいい夜を過ごすw
●フィルム感度(ISO感度)
カメラ用のフィルムには100や400などの数字が書かれている。
これはフィルムの感度を数値化していて、
・400は100の4倍感度が高い
・400は100の1/4の光量で撮影できる
・数値が大きくなるほどノイズが多くなり画質が悪くなる
映画ではスクリーンが大きいため、今でも低いフィルム感度で撮影している。(照明が大変)
デジタルカメラではCCD感度を「ISO100相当」と表示している。
全自動モードはISO感度も自動で決める(すげえw)
●グレイン
画面のざらつき(粒子)
高画質とはグレインがきめ細かいこと。
いい画質はあくまで表現の一つにすぎず、荒い画面をあえて使うこともしばしば。