明日に向かって撃て!(Butch Cassidy and the Sundance Kid) 1969年

ジョージ・ロイ・ヒル監督作品 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%92%83%E3%81%A6!

 

実在の銀行強盗ブッチ・キャシディサンダンス・キッドの物語。

アメリカン・ニューシネマはラストで歴史を作りたがるw

本作も、ラストシーンのストップモーションは映画史に残る名シーン。


脚本のウィリアム・ゴールドマンが8年かけて実際の人物を調べ上げ書き上げた執念の一作。

実在の人物がいたのかと疑いたくなるような中二病の連続。


銀行強盗をしてみたい。

列車強盗をしてみたい。

泳げないけどカッコよく飛び込みたい。

クーデターを鮮やかに片付けたい。

自分の罪には目をつむるが、他人の罪は懲らしめたい。

彼女がほし。

彼女は堅気がいい。

彼女に無条件についてきてほしい。

働いたら負け。

 

この映画を見て、映画監督になろうと決心した中二病患者が多数いることも追記しておくw

 

●カード

 プロットの効率的な組み立てに使用される。

 主に欧米で使用。

 脚本30ページでカード14枚。2時間映画(120ページ)でカード56枚。

 カードの並べ替えや足し引き、および色分けなどが自由。

 例)

  白:メインプロット
  赤:恋愛
  青:キャラクター設定
  緑:舞台の情報

 

●ハコ書き(構成表)

 プロットの効率的な組み立てに使用される。

 主に日本で使用。


  ①大バコ:プロットをチャプター(章)に大きく分割したもの。

  ②中バコ:大バコをシークエンスに分割したもの。

  ③小バコ:中バコをシーンに分割したもの。


 カードに比べ、シーンの並べ替えが不自由になるデメリットがある。