時計じかけのオレンジ(A Crockwork Orange) 1971年
スタンリー・キューブリック監督作品
近未来のイギリスを舞台に、教育による洗脳を描いたキューブリック作品の入門編。
キューブリックが生涯かけて追い求めた「意識」をかなり分かりやすく描いた作品は、彼自身の代表作にもなった。
ところがこの「意識」と「無意識」。現代の心理学では否定されているwww
心理学の巨匠と呼ばれたフロイト、ユング、アドラーの3名のうち、その理論が生き残っているのはアドラーのみ。
キューブリック監督が知ったら、きっと爆笑するに違いないw
●夢
夢を見る原理は、脳科学の観点から解き明かされている。
①.日中の体験を短期記憶に保存する。
②.睡眠中に短期記憶から長期記憶に保存しなおす。
②-1.長期記憶はタンスの引き出しのようなもの。
②-2.長期記憶には沢山の記憶が保存されている。
②-3.引き出しを開けると、中の記憶が自動再生される。
②-4.日中の記憶を保存するために、いくつもの引き出しが開かれ、沢山の別の記憶が自動再生される。
③.脳内で自動再生された沢山の記憶によって、脳がパニックを起こす。
④.パニックをおさめるために、自動再生された記憶を、都合よくつじつまを合わせて一つのストーリーにする。
⑤.一つのストーリーとなった、でたらめな記憶のツギハギが夢となる。
⑥.②~⑥を8時間睡眠で3回程度繰り返す。
⑦.夢は短期記憶にも、長期記憶にも保存されない。朝起きて覚えているのは3回中最後に見た夢だけ。それも揮発する。
記憶は、子供のころに長期記憶されたものがほとんど。
子供のころの夢を見たり、両親の夢を見たり、その夢がひどく悪夢だったり。
すべては 脳が作った、脳を守るための、でたらめなストーリー。
夢占いにハマったり、悪夢に悩む必要は何処にもない^^
恥ずかしい名前を付けられて、世界に売り出された日本のアニメ。
ジャパニメーションという言葉があまり使われないのは、あまりにもセンスのないフレーズのためw
海外の人からもすこぶる不評で、「どうして日本政府とパナソニックはこんなにもセンスが悪いんだ?」と笑いの種にされている。
おなじく「クールジャパン」は、イギリスの90年代後半の国家ブランド戦略「クールブリタニア」のパクリ。
まぁ、パクリならいいんじゃない?w