惑星ソラリス(Solaris) 1972年

アンドレイ・タルコフスキー監督作品 

惑星ソラリス Blu-ray 新装版

惑星ソラリス Blu-ray 新装版

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%91%E6%98%9F%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%B9

 

SF版ドン・キホーテ

ドエトフスキーを生んだ旧ソ連らしく、「物語だけが映画ではない」と言わんばかりに、タルコフスキー監督がパンツを脱いだ一流作品w


ロウソクが倒れても火事にならないのは、人類が火事を克服したということ。

戦争も克服したのかな?w


社会主義国において宗教は否定されているけれど、旧ソ連は意外なことにロシア正教(キリスト教)一色の国。

キリスト教において、鳥(ハト)は創造主と被造物の和解つまり平和を意味している。


細部にまでこだわっているようでこだわっていない作風は、スタンリー・キューブリック監督の宇宙(マクロコスモス)とあなた(ミクロコスモス)とは全くの別物。

 

日本のセカイ系アニメの源流でもある作品なので必見。

 

劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に [DVD]
 

 

冬月「碇、お前もユイ君に会えたのか?」

 

●神はいなかった。

 人類史上初めて宇宙へ飛び出したユーリイ・ガガーリンの、あまりにも有名な言葉。

 当時、宇宙に神はいたのかと、ロシア正教の総主教やフルシチョフ書記長に散々聞かれて、何が正解かわからず、うんざりしていたw


 日本では「空は非常に暗かった。一方、地球は薄青色がかっていた」という言葉を勝手に改変して、「地球は青かった」にしてしまった。

 一神教を理解できな日本の常識は、世界の非常識。