タクシードライバー(Taxi Driver) 1976年

マーティン・スコセッシ監督作品 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC_(1976%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

 

ベトナム戦争帰りの帰還兵(退役兵)が、逃れられない孤独感の中で徐々に正義に目覚める狂気の世界。


戦争で大義が必要なのは、盗め壊せ殺せのうしろめたさを払しょくするため。

正義を口にする人間は、もれなくヤマシイことをしている人間。


日本でも、自分の存在を世間に知らしめるため、過激な行動に走る人間がちらほらと出てきた。

戦争なんかしてないのにねぇw


ロバート・デ・ニーロが奇跡の演技を見せた一作であり、13歳のジョディ・フォスターが見れる一作w

 

●POV(point of view)

 ある主体の視点からのショット。

 その視点の主体が何かを狙っている、あるいは、精神的に病んでいることを示唆できる。

 ホラーやサスペンスでおなじみ。

 

●moving camera

 スコセッシ監督のトレードマーク。

 カメラが右に左に前に後ろにと、微妙に動き続ける。

 でたらめではなく、俳優の演技に合わせて、構図と照明を計算しながらカメラを動かし続けるのは神業。