ロッキー(Rocky) 1976年

ジョン・G・アビルドセン監督作品 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

 

ベトナム戦争終結によって、アメリカン・ニューシネマが終わり、ハッピーエンディングのアメリカンドリームが始まる。

全ては観客の要求にこたえて。


原案脚本はシルヴェスター・スタローン本人によるもので、持ち込み企画。

経済に陰りが見え、ベトナム戦争に敗北したアメリカで、極貧生活を送りながらも、アイデア発想から3日で脚本を書き終えたスタローンがもっとも観客に近い人間だった。


いくつも用意されたエンディングの中でハッピーエンディングを選択し、個人の可能性に希望を見出したスタローンに拍手。

 

ステディカム

 ステディカムを本格的に導入した映画ロッキー。

 ステディカムによって小規模な撮影が可能になったが、ロケと思われず、果物屋の店主がロッキーにオレンジを投げ渡す場面は、本物のボクサーと勘違いして起こったハプニングだった。

 

どろろ 

どろろ 1

どろろ 1

 

  時代劇にして妖怪物。

 奪われた48箇所の身体の代わりに武器が仕込まれ、魔物を倒す度に1つずつ身体が復活していくが、それは1つずつ力を失うということ。

 敵を倒すたびに成長する物語しか思いつかない私たちにとって、衝撃の成長劇。