ダーティーハリー(Dirty Harry) 1971年
ドン・シーゲル監督作品
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BC
アクション映画に大きな影響を与えた作品。
刑事のキャラクター設定(ジャーナル)は古典的。
犯人を観客に見せるところから始まるため、サスペンスなのかな?と思いきや、そのまま犯人と刑事の、撃ちあい探りあい騙しあいが2時間続いていく。
刑事ものなのか?探偵ものなのか?バイオレンスなのか?そのすべてが含まれているため、もやもやしながらもアクションを楽しめる不思議体験が待っている。
ベトナム帰還兵やミランダ警告、警察官の組織への葛藤を描いた、社会派映画の側面も持ち合わせている。
「you've got to ask yourself one question:"Do I feel lucky?" Well do ya, punk!(賭けてみるか、“今日はツイてるか?”どうなんだクソ野郎!)」
●アスペクトレシオ
かつて、映画のアイデンティティと呼ばれたシネマスコープサイズ。
テレビが映画のアスペクト比になったことで、映画はアイデンティティを失い、アニメの製作費が高騰したw
・テレビ 4:3(1.33:1)
・ハイビジョン 16:9(1.78:1)
・映画
1.33:1(スタンダード)
1.85:1(ビスタ)
2.35:1(シネマスコープ)
●パノラマ
ダンスミュージカルや、スペクタクルなど、引きの絵で見せてこそ意味のある映画で大活躍。
映画のアスペクト比がパノラマになっているのは、観客をより多く収容するため。