サイコ(Psyco) 1960年

アルフレッド・ヒッチコック監督作品 

サイコ [Blu-ray]

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3_(1960%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)

 

元祖サイコスリラーであり、サスペンス。

有名なシャワーシーンから、誰もが効いたことのある効果音まで。。

 

心の声が聞こえてくるときは、迷いがあるとき?うしろめたいとき?葛藤しているとき?

 

グラサンの警官は明らかに素人くさいけど、グラサンで目を隠すことで、何を見ているかわからない、何を考えているかわからない、素晴らしい緊張感が伝わってくる。

演出が丁寧だからこそ、物語が生きてくる。

役者を見せるのではなく、物語を魅せることにこだわったヒッチコックらしい作品。

 

独裁的な親に支配された子供がどうなるかを描いた作品でもあり、子供は親の所有物ではないと実感させられる。

 

●感情移入

 感情移入の対象は主役だけど、その主役がコロコロと変わったら?

 サイコは3回も主役が変わる不思議な映画、この感情移入の移動を可能にするのがカメラワーク。さすが天才。


 ゲームでいうと「FF7

 うわあああああああああああ、エアリスううううううううううううううううう。

 

●トイレ

 映画の中でトイレが出てくるのはサイコが初めて。そうなの?

 

●鳥

 ヒッチコック映画で鳥が出てくると大きな変化が起こる。そうなの?

 押井守監督作品にも鳥は度々登場する。

 キリスト教において、魚はキリスト、蛇は悪霊(生命の回復)、鳥(ハト)は創造主と被造物の和解つまり平和を意味している。